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鹿洞書院(녹동서원)

鹿洞書院(녹동서원)

紹介

鹿洞書院(ノクトンソウォン)は1789年、地元の儒林(儒学者)の手により儒教的文物や礼儀を重視した金忠善(キム・チュンソン=日本名・沙也可)の志を称え建立されました。

その後の1868年、興宣大院君の書院撤廃令により撤去されましたが、1885年再建され、1971年には現在の場所に移築されました。

敷地内には祠堂である鹿洞祠(ノクトンサ)や向陽門(ヒャンヤンムン)、遺跡碑、神道碑などがあり、毎年3月に祭祀を執り行っています。

金忠善は壬辰倭乱(日本でいう「文禄・慶長の役」)の時、加藤清正配下の先鋒将として参戦、後に朝鮮へ帰順しました。鳥銃製作の技術を伝えるとともに慶州、蔚山の戦闘で功を立て、朝廷から金忠善という姓名を下賜されました。
その後、李适(イ・グァル)の乱や丙子胡乱の際にも大きな役割を果たし、晩年には田舎に住み、地元の人々の教育に力を注ぎました。

基本情報

住所 大邱広域市 達城郡 嘉昌面 友鹿キル 218 (42940)
電話番号 +82-53-668-3162
ウェブサイト 文化財庁 http://www.cha.go.kr(韓国語)
最終更新日 2021/02/25
営業時間 夏季(3月~9月)10:00~18:00
冬季(10月~2月)10:00~17:00
休業日 ソルラル(旧暦1月1日)・秋夕(旧暦8月15日)の連休
案内 +82-53-668-3162
駐車場 駐車可能

追加情報

Available Facilities 忠節館
金忠善の子孫や金忠善を追慕する日本人、そして大邱市の後援金などで建立された忠節館には、壬辰倭乱の際に使用されていた鳥銃をはじめとして慕夏堂(モハダン)・金忠善の先生の遺品、遺物と日韓両国の歴史文化、壬辰倭乱に関する専門書籍などを展示しています。
Restrooms あり
Admission Fees 無料

位置